「ひょっとしたら…」の時に知っておきたい、乳がんの初期症状・予防方法

このしこりは乳がん?初期症状かもと不安な人の乳がん予防ガイド

心がけたい“乳がんのセルフケア”

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体温を上げる

乳がんを予防して健康な身体でいたいものですよね。ここでは、乳がんと体温の関係性についてまとめています。体温を上げる方法もまとめているので、乳がんの予防をしたいと考えている方はぜひ参考にしてみてくださいね。

体温を上げれば免疫力がアップする

昔から、体温が低いと健康に良くないと言われていますよね。具体的に、体温が下がることによってどれくらい免疫力に影響するのかといった詳しい研究データはないのですが、がん細胞は熱に弱いとされているのです。

例えば、以下の研究では数々の制癌化学療法で効果がなかった症例で全身温熱化学療法を行ったところ、肺や肝などの病巣のほか、リンパ節転移巣での効果がみられたとのこと。

参考:(PDF)日消外会誌19:癌に対する温熱化学療法一その臨床評価と問題点一[PDF]

ここからも、体が冷えている状態よりも、温めた方が癌の予防に繋がるのではないかといったことが想像できます。私たちの体は、ウイルスなどが入ってきた際に体温が高温になりますよね。これは、ウイルスと戦うためです。

冷えは万病の元とまで言われているので、体温を上げて健康的な体を目指しましょう。

近年は平熱が低く悩んでいる方も増えています。

平熱が低くなる原因の一つとして挙げられるのが、食生活の乱れによるもの。食事から摂取できるエネルギーバランスが悪いために、エネルギーを作り出すに欠かせないビタミンやミネラルが不足して低体温に繋がると言われているのです。

また、運動不足の影響で熱を生み出すのに欠かせない役割を持った筋肉が少なくなったり、冷たいものを取りすぎていることが原因になるケースも。

免疫力低下以外の弊害としては体がだるくなったり慢性的な肩こり・頭痛を感じやすくなる、他、肥満のリスクも高まります。リパーゼと呼ばれる脂肪分解酵素の働きも悪くなって太りやすくなるとも言われているので、健康のためには体温を下げないことが重要だといえるでしょう。

正しい平熱のはかり方

まずは、自分の平熱を知っておきましょう。

私たちの体温は一日の間でも変動しているので、それぞれの時間帯ごとの体温を測って、平熱を知っておくのがおすすめ。飲食後・運動後を避け、安静にしている状態で起床時、午前、午後、夜の4回測ってみましょう。

ただ、この時間帯に測ったとしても、正しい計り方ができていなかったら意味がありません。そこで、正しい平熱の測り方についてご紹介します。

まず、ワキで測るのが一番わかりやすいでしょう。ワキの表面は身体の表面と同じ温度です。ですが、ワキを閉じている状態だと中心部の温度が上がり、十分に温まった時の温度は体の内部の温度と同じになります。

そのため、ワキで測りましょう。ワキに汗をかいていると正しく測れないので、事前に汗をふき取っておくようにします。

日本人の平熱の場合、平均は36.6℃~37.2℃とされています。これを一つの目安として、自分の体温が日本人の平熱に比べて高いのか、低いのかを判断してみましょう。

体温を上げる方法

軽い運動をする

軽い運動して筋肉を動かすことによって、体温が上がります。ハードな運動ではなく、ウォーキングでも◎。筋肉は主に下半身に集中しているため、足を動かすことが有効なのです。体温が低くなる朝に30分間ウォーキングすると、体温は0.7~1.0℃上がると言われていますよ。

運動することによる健康効果は非常に大きいです。代謝があれば体温も上がりやすくなるのですが、そのためにも運動を役立てることができます。
厚生労働省も運動による健康効果を認めており、生活習慣病を予防のためにも日常生活に運動取り入れるべきとしているのです。

運動時は安静にしている時に比べて多くのエネルギーを消費するだけでなく、気分転換やストレス解消にもつながるので、毎日何となく気分が落ち込んでいる方も運動を取り入れてみてはどうでしょうか。
まずは一日当たり、1,200~1,500歩程度歩数を増やすだけでも効果的とされています。これくらいならばムリなく実践できるのではないでしょうか。初めからムリをしても続かないので、軽い運動を取り入れることから始めてみましょう。

天気が悪い日が続いているなどの理由から歩くのが難しい場合は、室内でできる踏み台昇降などを実践してみるのもおすすめです。運動するといっても外に出てハードなスポーツを実践する必要はないので、始めやすいものから取り組んでみてはどうでしょうか。

参考:厚生労働省:運動基準・運動指針の改定に関する検討会 報告書[PDF]

湯船につかる

湯船につかることで、体温がアップします。10分間浸かるだけで、体温は約1℃アップ。最近はシャワーだけで済ませてしまう方が増えているようですが、たまに浸かるのではなく毎日浸かる方がベストです。他国に比べて日本に長寿が多いのも、日本の銭湯につかるという文化によるものとも考えられていますよ。

健康のためにはしっかり眠ることも大切なのですが、湯船につかって体を温めることは入眠をスムーズに行うためにも役立ってくれます。体の中でも深い部分である深部体温と呼ばれるものが睡眠と深くかかわっています。
お風呂に入ると身体が温まるわけですが、深部体温が下がる時に眠気が強くなるのです。お風呂から上がってすぐの時に布団に入っても深部体温が高いのでなかなか眠れませんが、お風呂上りはゆっくり安静に過ごして、体の熱が多少落ち着いてから布団に入りましょう。

お風呂に入ると暑くてなかなか眠れないからシャワーで軽くすませているという方も、この方法をためしてみてくださいね。

それから、熱いお湯に短時間使ったとしても体の表面の温度は高くなるものの、芯まで温めることはできません。あまりにも熱いお湯に入ると心臓への負担も大きくなってしまうため、お風呂の温度にも注意する必要があるでしょう。
入浴はストレスを改善するにも役立ってくれるので、好きな香りの入浴剤を活用するなどして更にリラックス効果を高めてみるのもおすすめです。

参考:日温気物医誌第78巻1号2014年11月:ヒトの体温調節と睡眠[PDF]

冷たい飲み物を避ける

飲み物を冷やして飲む方は多いと思いますが、冷たい飲み物は身体を冷やし、体温を下げてしまいます。腸や胃には血管がたくさんあるため、冷たいものを摂取して血管が冷えると、それが全身に行きわたることに。現代は寒い時期でも冷たい食べ物や飲み物を摂取する方が多いと思います。年中胃を冷やしてしまうと、通常よりも胃が冷えやすくなってしまうことも。なるべく温かい飲み物を飲むようにしましょう。

夏場だけでなく、冬も何かを飲む際には氷を入れてキンキンに冷やしている方もいるのではないでしょうか。年中胃が冷えるような状態になっていると健康にも良くないので、できるだけ温かいものを取り入れて胃への刺激も抑えましょう。
温かいものを食べると身体が温かくなるように、暑い時に冷たいものを取り入れて体温が下がるのを実感したことがある方も多いはず。

体の中に冷たいものを取り入れば内側から体が冷えてしまうわけなので、体温を下げないためにも普段口に入れるものについてはできるだけ気を付け、内側から体を温められるような食生活を意識したいですね。

体温が低いと体内の酵素の働きも弱まってしまうため、健康にもよくありません。
脂肪分解酵素の働きが弱まれば肥満体系にもつながりやすくなりますし、消化酵素の働きが弱まれば消化不良を引き起こしてしまうこともあるでしょう。

どちらも健康的な体とはいえないので、冷やさなくても食べられるものは常温で食べたり、できるだけ氷を使わないなどの対策を取ってみてくださいね。

「ひょっとしたら乳がんかも?」そんな不安がよぎったら…

乳がんのリスクは多くの女性が抱えており、もし初期症状や兆候を感じたら、迷わず検診を受けるようにしましょう。定期的な検査をすることで、早期発見を心がけることも大切です。

そして、日ごろのセルフケアも心がけなくてはいけません。特に、30代を過ぎると罹患率が飛躍的に向上してしまうため、注意が必要です。

体温を上げる食材

冷たいものばかり取り入れていると体が冷えてくることからもわかる通り、食べものが体温に与える影響は非常に大きいです。

そこで、体温を上げる食べ物を取り入れてみましょう。

まず、ショウガです。ショウガはジンゲロールと呼ばれる辛み成分を含んでおり、この成分が熱を加えることでショウガオールという成分に変化し、血行を促進。体を温めてくれるのです。

それから、黒糖もおすすめ。黒糖にはビタミンやミネラルが含まれているのですが、これらが不足すると身体が冷えやすくなることから黒糖も取り入れてみましょう。

手軽に飲み物で身体を温めたい場合はココアが向いています。ココアには末梢の血管を拡張する働きを持ったテオブロミンやポリフェノールといったものが含まれているのです。

こういったものを取り入れ、体温を上げていましょう。

食材から作られたもので乳がんの予防効果が期待できるものとしては、他にも米ぬか多糖体もおすすめです。

米ぬか多糖体とは、米ぬか等、しいたけ菌と呼ばれるものを活性化させて作り出したもののことで、RBSとも呼ばれます。

がん細胞・ウイルス感染菌といったものと戦うNK細胞を活性化させてくれるのです。詳細についてはこちらでご紹介しているので、確認してみてください。

「米ぬか多糖体で免疫細胞をアップ【科学的根拠あり】」の詳細はこちら
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