「ひょっとしたら…」の時に知っておきたい、乳がんの初期症状・予防方法
乳がんは11人に1人が発症すると言われる病気です。乳がんを見つける目安に「胸のしこり」があります。良性と診断されたしこりが悪性に変わることもあるそうです。診断や治療が難しい乳がんですが、乳がんを経験した人の中には早期の治療で無事に完治し、再発・転移まで防いだ人も。こちらのページでは「乳がんかもしれない」と不安になっている人のために、乳がんを克服した方の体験談や診断方法、治療法などを症状別にまとめています。
約20年間、毎年欠かさず乳がん検診を受けていて「異常なし」と診断されていました。検診から5ヶ月たったある日、お風呂上がりにボディーローションを塗っていて左胸の部分に至ったとき、あめ玉のような硬いものがあることに気づいたんです。
後日、クリニックを受診してマンモグラフィーと超音波での検査を受けたところ、マンモグラフィーではしこりの正体が解らず、超音波では「気になるものがある」という診断。
針生検をしてみたら、1.5cmの浸潤性充実腺管がんとの結果が出たんです。すぐに病院を紹介してもらい、左乳腺の全摘出と再建手術を行ないました。手術後は4クールの化学療法を受けて、現在では無事に過ごせています。
今回の件でマンモグラフィーだけでなく超音波といったほかの方法でも検診を受けるべきだと実感。友人や知人に、乳がん検診を受ける際はマンモグラフィー以外も受けるべきだと私の経験を話しています。
乳がん検診というとマンモグラフィーのみを受ける人が多いです。しかし、乳腺が密集している高濃度乳房の場合だと、マンモグラフィーでは乳がんを見つけられないことも。乳がん検診を受ける際は、マンモグラフィーと超音波検査の2つを受けることが、乳がん発見の確率を高めます。普段から自己触診して胸の状態を知っておくことも乳がんの早期発見に気づくきっかけになりますよ。
もし、しこりが見つかり良性と診断されても、悪性だとあとから解ることもあるので、免疫力向上のために生活習慣を見直して体質改善を行ない、がん予防をすることが大切です。
こちらのページではしこりを見つけて不安になっている人のために、状況別に対策や体験談を載せています。気になる症状をチェックして、乳がん予防にご活用ください。
妊娠中に胸にしこりを見つけて不安になる人もいるでしょう。しかし、妊娠中は母乳のつまりといったことが原因でしこりになる場合もあります。すべてのしこりが乳がんではありませんが、やはり不安になるものです。妊娠中の乳がん検診の仕方や治療法、赤ちゃんへの影響などを調べています。
石灰化は身体の至るところで起こる、カルシウムの沈殿です。しかし、なかにはがん細胞が関係していることも…。石灰化の種類やがんの生検の仕方まで詳しく情報をまとめてみました。石灰化から乳がんが見つかった人の体験談も載せているので、石灰化について詳しく知りたい人はぜひご覧ください。
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