「ひょっとしたら…」の時に知っておきたい、乳がんの初期症状・予防方法
乳がんは11人に1人が発症すると言われるほど身近な病気です。30代から乳がんにかかる人が増加し始めます。乳がん検診は定期的に受けるようにしましょう。こちらでは乳がん検診の1つである「触診」について検査方法や費用を紹介します。
触診とは医師が直接乳房に触れながらしこりの有無を確認する、基本的な検査のことです。しこりが見つかった場合はその場所や大きさ、硬さ、しこりが動くかどうかなどを詳しく調べます。しこりと乳頭からの分泌物がある場合は、より精密な検査が必要です。
検査費用は問診と触診で900円ほどしか掛かりません。40歳以上の女性は触診と合わせて、マンモグラフィー検査を受けることが推奨されており、その場合は3,000円ほどの検査費用が掛かります。
Q.触診を行なうのはいつがいいの?
A.生理が終わった日から、4~5日を目安に毎月習慣づけて実施することが好ましいです。
Q.触診を行う先生は女性?
A.自治体や会社指定の病院で診察をしてもらうと男性の医師だったというケースがあるようです。男性の医師だと恥ずかしいという方は、前もって女性の医師が担当かどうかを確認してくださいね。個人で病院を探す場合は女性の医師とスタッフのみが在籍している女性専門のクリニックを探してみると良いでしょう。
Q.触診だけで十分?
A.マンモグラフィー検査や超音波検査の併用が推奨されています。乳がんによっては、しこりのない特殊な乳がんもあります。たとえば乳管内に進展する非浸潤がんや乳がんの特殊型とされるパンジェット病はしこりがありません。
触診だけ安心するのではなく、マンモグラフィー検査や超音波検査を行なうとよいでしょう。
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