「ひょっとしたら…」の時に知っておきたい、乳がんの初期症状・予防方法
胸を圧迫するマンモグラフィー検査。なぜ胸を圧迫して行う必要があるのでしょうか。
マンモグラフィーでは、乳房を挟み圧迫した状態のまま上下の方向から1枚、左右の方向から1枚の合計2枚を撮影して検査を行います(両方の乳房を撮影する場合は合計4枚となります)。
費用は全額自己負担の場合、マンモグラフィー検査単独だと5,000円前後かかるそうです。そこに診察代に加えて超音波(エコー)検査も受けるなら、合計金額15,000~20,000円となります。検査に行く際、受診するのはマンモグラフィー検査だけとしても、念のため20,000円以上は持っていた方が良いでしょう。
Q.検査で乳房を圧迫する際、痛みはあるのでしょうか?
A.個人差はあるようですが、痛みはあると考えていた方がよいでしょう。ですが、乳がんを早い段階で見つけるためには圧迫しての検査が大切です。
Q.乳房が小さくても検査はできますか?
A.問題ありません。脇や腹の肉を寄せて行うため、検査は可能です。
Q.生理中の検査は可能でしょうか?
A.マンモグラフィー検査は生理後に受けることをお勧めします。生理前や生理中と比べて乳房の張りが減っているため画像検査も分かりやすくなり、痛みもなく受診できるとされています。
もし検査予定日と生理が重なってしまった場合は、担当医などに相談してみるのがよいでしょう。
Q.検査で浴びる放射線って大丈夫なの?
A.マンモグラフィーでの放射線被爆は人体にほとんど影響を与えません。1回の撮影で受ける放射線の量は、東京からニューヨーク間の飛行機内で受ける宇宙からの自然放射線量、その半分とされています。
匿名(女性)
あれは2007年の2月の終わり。
健康診断を初めて受けに行ったのです。
それまでは健康にはかなりの自信があり、健康診断は毎年パスしていたのですが、たまたま職場の同僚から「もう、あなたも年なんだから1度ぐらい受けに行ったら」と言われ、「1度ぐらいは受けて見ようか」と、軽い気持ちで受けに行きました。
検査のほとんどは上々の結果でしたが(胃カメラも初めてにしてはうまく飲めたし)、マンモグラフィの結果について少々気になることを言われました。
「良性か悪性かは分からないが腫瘍らしきものがあるので精密検査をお勧めします」
でも、そのときの私は「どうせ脂肪の固まりかなんかに違いないわ。
精密検査なんてめんどくさー」といった感じでさっさと帰ってしまったのです。
それから2日後、不安を覚えて精密検査を受けに行きました。
結果は乳がん。
直径1センチちょっとぐらいで、先生からも「これくらいならリンパ節への転移もほとんど心配ありませんよ」と言われたほどですが、手術してみたらリンパ節への転移もあり、最初、分かったのとは別のところにもがんができていたので、乳房の4分の1切除と、右脇のリンパ節切除となりました。
匿名(女性)
2007年6月(当時38歳)彼が発見してくれた。
「胸にしこりがあるから病院行ってみれば?」と・・・。
「何言ってるの?」と思いながらも自分で触ってみたら、かなり大きなしこり。
なんとなく気になったので、病院を予約して検査に。
その病院はマンモグラフィーとエコーの2種類の検査を別の日に行うとのこと。
初回はマンモグラフィ。
胸の小さな私はマンモグラフィでは全く問題がなく、先生も「大丈夫でしょう」とのこと。
翌検査はエコー。
エコーでは、その大きなしこりが浮き彫りに・・・。
あの時の検査結果を見る先生の険しい顔は忘れられない。
それから更に検査を進め、7月4日に乳がんの診断。
匿名(女性)
H20.4.17主人が右乳房のしこりに気づきマンモグラフィ-のある個人病院で検査しました。
しこりが触診でわかった為、その日に細胞診を進められ、何日か後に「悪性の疑いが強い」との結果で病院を紹介してもらい入院そして手術。
頭の整理もつくかつかないかのうちに進んでいきました。
匿名(女性)
2006年の年末、左腕のリンパが痛くマッサージが出来なかったのでおかしいなと思っていました。
左胸にも気になるしこりがありましたし・・・病院に行ったほうがと進められましたが仕事が忙しく引き伸ばしていました。
2007年2月に主人がマンモグラフィー検査の予約を取ってくれたので検診を受けると乳がんらしいという返答。
エコー、CT、細胞診と受けマンモグラフィー検査から約1ヵ月後、乳がんと診断されました。
温存だと思っていました。
簡単に考えていたんです。
乳がんと診断された時は『なんで?なんで私が??』と思ったし、どうしていいか分からなかったんです。
匿名(女性)
マンモグラフィやエコー検査、触診の段階で、「90%悪性腫瘍です」との告知を受けましたが、そのときは「まさか、そんなはずはない」と軽く考えていました。
毎年検査をしていたのに、急に悪性になるなんてあるわけないと。
しかし、その場でエコー下で細胞診をして検査したところ、結果は悪性。
すぐに手術を勧められました。
。
私の場合、良性腫瘍の奥にがんがあったためにそれまで見つからなかったこと、不妊治療を受けていたのががんに悪影響を与えたこと、がんの数が多すぎて温存手術はできないこと、術後の治療方針はがんをとって調べてみないとわからないが、おそらく子供を授かるのは難しいだろうということ等を医師から告げられ、診察室で号泣してしまいました。
。
M.N.さん(女性)
自分ではしこりが手に触れることもなく、「がんは痛まない。
痛みがあれば乳腺症だ」と思い込んでいましたから本当に驚きました。
先生に指摘されてみると、確かに全体に硬い感じがします。
そこで改めて細胞診とMRIの検査を受けたところ、初めて全容が明らかになりました。
乳管に沿って広がるがんとのことでした。
乳がんと宣告されたとき、他人事みたいな感じで実感がわきませんでした。
しかし帰りのバスの中では泣きたい気分になりましたが、母も一緒だったので我慢していました。
今でこそ、乳がんは治る病気と言われますが、その時は真っ先に「死ぬかも知れない」などと不安な気持ちでいっぱいでした。
ちょうど40歳のときのことです。
マンモグラフィー(乳腺・乳房専用のX線撮影)やMRI検査、超音波診断を受けなおした結果、「乳房温存手術ではなく、全摘が望ましい」と言われました。
その数日後から術前の抗がん剤投与が始まります。
がんが縮小する場合もあるし、術後に必要となる抗がん剤の効き具合を見る上でも大事とのことでした。
主治医の福間先生は信頼できそうな方でしたので、すべてお任せすることにしました。
Nさん(女性)
私は毎年3月に自宅近所の予防医学センターで人間ドックを行ない、40歳からは乳がん検査をオプションに入れていました。
乳がん検査にはマンモグラフィとエコーがあります。
マンモグラフィは胸のレントゲンですが胸を板で押さえて撮るので人によっては少し痛い検査です。
エコーは超音波検査なので特別に痛みは伴いません。
どちらにしようかといつも迷うんですが、痛みも無く簡単という理由で直近2年はエコーを受けていました。
ちょうど一年前の3月に人間ドックを受診し、いつもどおりエコーと視触診検査を行い、視触診は「問題なし」と判断されたのですが、エコーで左胸に影が見つかりました。
神妙な顔つきのドクターから「乳がんの疑いがあるから早めに再検査を行なってください」と言われ、矢継ぎ早に「再検査は併設の病院で今日やりますか?後日別の病院でやりますか?」と聞かれ、その日は時間もあったので併設の病院でマンモグラフィも撮り、翌週にはドクターに診療を受けました。
井上 裕香子さん(女性)
TVで乳がんの番組を観たのを機に自己触診をしてみたところ、左乳房の内側のシコリに気づき、病院に行ってマンモグラフィ、超音波エコー、組織診をしました。
当初は良性のものだろう、と言われ、3ヶ月ほど経過観察をしていました。
ところが徐々に大きくなってきて痛みも出てきたので、切除することになり、切除した腫瘍の組織を病理検査したところ、がんだとわかりました。
私自身も家族も、良性だとずっと思い込んできたので、がんであったとの結果をしばらく受け入れられませんでした。
ボーマン 三枝さん(女性)
聞かなければいけない事は沢山ありました。
病気の状況とともに私が知りたかったのは「乳がんになっても将来子供がもてるのか?」という事。
思い切って主治医に聞いた結果、「ダメダメ、絶対ダメ!」という厳しい返事が返ってきました。
手術の後は通常5年間薬の治療があり、その間の妊娠はダメ、と言う意味だったのだろうと、冷静に今考えれば理解ができますが、当時はその言葉がショックでした。
手術を受けるため大学病院に移り、エコー、マンモグラフィー、検査した病院で採取した細胞の再検査など様々な検査を受けましたが、やはり結果は変わらず乳がん。
2つの病院で同じ結果が出たため、セカンドオピニオンは受けませんでした。
山北珠里さん(女性)
40歳になると、会社の健康診断でマンモグラフィーが受けられるようになり、タダなら受けようかな、と受けてみた結果、要精密検査と診断されました。
病院で細胞診を受けたところ、クラス5と言われ、「がんです」と告げられました。
その場ではそれ以上の詳しい説明もなく、「次は家族を連れてきてください」と言われ診察室を出ましたが、看護師さんに「この結果を持って大きな病院へ行ったほうがいいです」と言われ、結果を受け取り、自宅へ帰りました。
自宅へ着いても頭が真っ白になり何も考えられず、検査結果を机の奥にしまいこんでしまい、気がつけば3年が経過していました。
ミスリーナゆきえさん(女性)
私は以前弁護士事務所で働き、その傍らベリーダンスの講師をしていました。
働いていた弁護士事務所が閉鎖されることをきっかけに独立、ベリーダンススタジオの経営を始めました。
法律事務所で働いていたときは女性が私だけだったこともあり、乳がんの検査に行けるような空気ではありませんでした。
独立して初めて受けたマンモグラフィで乳がんの疑いがわかりました。
濱島明美さん(女性)
Q病院での検査で病名がわかったときはどのようなお気持ちでしたか?
最初に近くの病院の外科で検査を受けたときに、エコーの検査技師さんから「濱島さん、普通、“良性のしこり”っていうのは丸く写りますが、トゲトゲしているので明らかに悪性です。
」という事を聞かされました。
その時、自分はまだ20代だし、きっと何かの間違いだと思っていました。
でも結局、細胞診とエコーの検査結果から「乳がん」と宣告されました。
それでも、自分が乳がんだという事を受け入れられなかったので、紹介状を書いて貰い“がん研”に移動しました。
Q がんである事を受け入れられるようになったのはいつ頃ですか?
がん研で、またエコーやマンモグラフィーの検査をしたのですが、がん研でも結局「乳がんで間違いありません。
」と言われて「本当に乳がんなんだ。
」と思いました。
それでもどこかで、何かの間違いじゃないだろうかという気持ちがずっとありました。
可知 康子さん(女性)
2008年6月のある日、母とケンカしたときに胸のあたりがピキッとなり、その2,3日後に突然、右乳房の上側がへこんでいたのに気が付きました。
その時に山田邦子さんがやっているTVで「胸がへこんでいたら乳がんだった」と言っていたのを思い出して、自分が勤めている総合病院で一応見てもらおうと思いました。
マンモグラフィーを受けたところ「すぐにエコー検査もやった方がいい」と言われ、エコー検査も受けました。
そこで、仲の良い先生から「可知さん、多分乳がんだと思うから穿刺しましょう」と言われ、運が良いのか悪いのかわからない状態でした。
組織を採取して検査した結果は予想通り乳がんでしたが、先生は「初期だと思うから治りますよ」と言ってくださったし、胃がんからも生き残ったため、なんとなく楽観的に考えていました。
ただ、乳房を切除しなければいけないのは少しショックでした。
風間 沙織さん(女性)
私の乳がんは、20年近く、毎年受けていたマンモグラフィには写りませんでした。
が、幸いにも妹の乳がんをきっかけに、自己触診で見つけることができました。
しかし、だれもがこんなきっかけを得られるわけではありません。
マンモグラフィ検査結果の「異常なし」は、誰にとっても“疑う余地のないもの”です。
異常がないと結果が出れば、安心してしまうでしょう。
本当は「異常があるかないか“わからない”」という結果であるにもかかわらず。
“高濃度乳房”というものがあり、それは年齢に左右されるものではないということ、さらにアメリカ人より日本人の方がその割合が高いと聞き、一人でも多くの人にこの情報を伝えたいと思った次第です。
引用元:マンモグラフィ検診異常なしで、乳がんが発見された日本女性の体験談 ~風間 沙織さんのケース~ | BCIN - NPO法人乳がん画像診断ネットワーク
Sさん(女性)
そして、1月10日の夜、何気なく鏡に向かって両腕を挙げてみると、乳房の形が少しおかしいことに気づきました。
右側乳首の下あたりが窪んでいるように見え、自分で触ってみると、何かしこりのようなものを見つけました。
お友だちに乳ガンを患ったKさんがいらっしゃるので、電話を入れました。
Kさんは乳ガン手術の執刀件数が多くて有名な先生が市内の専門クリニックにいることを教えてくれて、私は早速次の日に受診しました。
予約をしないで行きましたので3時間ほど待った後、マンモグラフィー、エコー検査などを受けました。
検査の結果、右乳首の下に乳ガンがあると診断されました。
「良くないね、悪性だ」と。
その事実を先生から告げられた時は、ショックで頭の中が真っ白になりました。
Y・Oさん(女性)
現在44歳ですが、20代の頃から左右の胸の違いを感じていました。
右の胸の外側全体が何となく硬い。
それをしこりと言うのかもよくわからない。
なので29歳から36歳まではほぼ毎年人間ドックで胸の超音波検査、胸の硬さが気になったときにはマンモグラフィーも併せて受けていました。
いずれも結果は乳腺症、乳腺のう胞。
毎回そう言われ続けているうちに、もう検査の必要はないのだと勝手に決めつけ、検査を受けなくなってしまったばかりか、セルフチェックも怠ってしまったのです。
手術前に診察をしてもらった医師によると、この時点で既に私のがんは発生していたようです。
当時授乳中で乳管が詰まっており、画像による判断が難しいということも重なり発見されにくかったのではないか、とのことでした。
30代後半~こそが乳がんの好発年齢なのに、
「私は乳腺外科で見てもらったから大丈夫。
一度も検査を受けたことのない人もいるくらいなのだから。
」と今から思えば考えられないような勘違いをしていました。
しかし本当は、「受けたことがある」なんかでは全くだめで、「受け続けないといけない!」
このことに全く気づいていませんでした。
今でも10月になるとピンクリボン月間で「検診を受けましょう」というスローガンが声高に叫ばれます。
でも、「検診を受けましょう」ではなく「毎年切れ目なく受け続けましょう」と言わないと意味がない。
痛切に感じます。
引用元:【よつばの会】私の闘病記
でらいらさん(女性)
検査をした産婦人科は、はっきり言えばちょっと怪しい感じのところでしたが、あまり危機感を感じていなかったというか、無知だったのでしょう。
マンモグラフィというのさえ撮れば全部わかるのだと思っていました。
実際、医師が触診をし、マンモグラフィを撮りましたが、先生が言うにはしこりはあるが乳がんではないだろう。
大きくなるようだったら、また検査すればいいとのことでした。
私はすっかり安心してしまい、しこりのことは「そういうもの」だと思って、だんだん忘れていきました。
引用元:【よつばの会】私の闘病記
山崎多賀子さん(女性)
44歳のとき、生理前に不正出血があることが気になり、10年ぶりの婦人科検診を受けることにしました。
40代の私の検査内容には乳がん検診のマンモグラフィーもあり、検査後に「マンモグラフィーの結果で気になるところがあるので再診してほしい」との連絡が。
3度にわたる検査の結果、乳がんが確定。
幸い超早期で、100%近く治るといわれました。
ただ、病巣が広いため、乳房は全摘出になると告げられ、頭の中はすっかり真っ白になっていました。
病院の帰り道、夫に検査結果を報告すると「そう……。
でもよかったじゃない。
あなたは幸運なことに早く見つかって死なずにすむのだから。
どのみち人間の致死率は100%なんだし」と落ち着いた声が。
本当にそうだ、と思いました。
もしも検査を受けていなければ、今もがんだと知らないまま普通に生活していたかもしれない。
それなのに超早期で発見できた私はラッキーなんだと思えたら、心がスーッと楽になれました。
手術当日は、病室のベッドで麻酔を打たれてから、手術室に運ばれるまでであとは憶えていません。
無事手術が終わったとの医師の声とともに、リンパと乳首も温存でき、乳房再建もうまくいったことを確認できたことにひと安心。
術後は胸の痛みはあるものの、経過は良好で無事退院することができました。
中山み登りさん(女性)
私の乳がんは「44歳になったし」と軽い気持ちで受けた世田谷区の検診で見つかりました。
検診を受けたのは2007年7月。
翌月結果を聞きに病院に行くと、マンモグラフィーの画像で右の乳房に7ミリほどのしこりがあると告げられたのです。
その後、細胞診、組織検査を経て、3週間後、乳がんと告知を受けました。
実は私の母は、子宮頸がんの経験者なので、がんになるなら子宮がんではと漠然と考えていたのですが、まさか乳がんとは……、自覚症状もなかったので本当に驚きました。
岡村麻未さん(女性)
2003年頃から左胸にしこりを感じていたものの、触るたびに移動するので昔の乳腺症によるものだと判断していたのですが・・・・。
2006年の秋「しこりが動かない!」と気づいて、慌てて病院へ。
マンモグラフィー、エコーと生検の結果、左胸の乳がんを宣告されました。
その日は自分の感覚も研ぎ澄まされていたのでしょう、自ら右胸を触診して新たにしこりを発見したのです。
触った瞬間とても不安になり「先生、右胸にも、しこりがあります!」と担当医に訴えました。
右胸はマンモグラフィーと病理検査だけでは確定できず、最終的にマンモトーン生検で乳がんと判明したのです。
左胸2.5cm、右胸1.7cm。
左胸だけでなく右まで・・・。
MAIKOさん(女性)
私の母は乳がん経験者。
がんへの不安はずっと心の片隅にあったので意識的にセルフチェックはしていたのです。
そろそろ乳がん検診にも行こうかな、そう思い始めた矢先に左の乳房の下に2センチ程度のポッコリとしたしこりを見つけました。
2008年の10月末のことです。
1週間後には病院で針生検・マンモグラフィー・エコー・触診の検査を受け、エコーと触診をした先生からは95%は大丈夫でしょうといわれ、ホッとしたのですが……。
一週間後に検査結果を聞きに行ったら、検査結果は想定外だったと切り出され「悪性ですね。
しこりは2センチの早期(ステージⅠ)ですが全摘をお薦めします」と突然の乳がん宣告。
全身が凍りついたようになり、先生の言葉も耳に入らなくなり、診察室を出てお会計を済ませた頃から突如、涙がわーっとこみ上げてきました。
松澤 章子さん(女性)
マンモグラフィーと超音波の検査を受け、当日の診断結果で「乳がんの可能性あり」と告げられました。
実は数ヶ月前から左胸に違和感があったのですが、生理前の胸の張りだと思っていたのです。
それより2年以上前の人間ドックで"しこりらしきもの"を指摘されて精密検査を受けて最終的に問題なしと診断されていたからでしょうね。
今度もそうだろうと思い込んで検診を先送りにしてしまって。
今になって思えば、まめにセルフチェックをしていれば、もっと早くにしこりに気づけたかもしれません。
何かがおかしいなと思ったとき、すぐに診察を受けるべきだったと思います。
貝塚ゆかさん(女性)
2016年12月後半・・
ぼんやりテレビを見ていて
右胸をなんとなく触ったら
固いしこりを感じてドキっとした。
念のため・・・と
クリスマスイブに訪れた乳腺科で
マンモとエコー、念のため細胞診。
細胞診の結果は年明けですね、と
言われて帰ろうとした瞬間に
ふと思い立って
「いまの時点でわかっていることはありますか?」
と聞いたら・・
先生がさらりと
「残念ですが、おそらく悪性です」
と話した。
「?????????」
あたま、真っ白。
恐る恐る
「触診とエコーなどだけで根拠はあるんですか?」
と聞いてみると
「しこりの形とエコーでの血流を見て、ほぼ間違いないです」
と、申し訳なさそうな、けれど確信がありそうな顔で言われた。
ちびりんさん(女性)
私と同じくらいの年齢の方が数名、
乳癌と診断されたらしいです
市から送られてくる検診票で受診される
方が多いみたいで、検査してみようって
きっかけになるから良いですね
私も子宮頸癌は半年に一度検診を
受けていたので、タイミング良く市から
来ていた検診票で受けようと思ったら
窓口の方にマンモグラフィも受けとき!
と言われ、乳癌が見つかりました。
その事を同級生に話をしたら、
みんな検診に行ってくれました
幸い私のお友達は異常なしで本当に
良かったです。
みんな、検診いやだ〜って言ってたけど
受けてみたらどうってことなかった
って意見が多く、お友達もまた周りに
検診をすすめてくれていました
monjikeikoさん(女性)
超音波(エコー)・・・両側のう胞/右乳房6時方向乳腺腫瘍の疑い カテゴリー3
マンモ・・・右乳頭下集簇性微小円形石灰化 カテゴリー3
要精密検査
でした。
正直凹み、またかぁぁ・・めんどくさいなぁと思っちゃいました
母の病気のことがあり、できるだけ有休を使いたくない(2次検査は最低でも半日休暇が必要)
カテゴリー3だし(良性だと思われるが、悪性も否定できないグレーな感じ)
半年後でもいいかな?????
と思ったのが正直なところ
しかし今は乳がんについてほら、いろいろあるので。
後悔したくないので出かけました(これが正常)
朝一のマンモ。
『今日は拡大画像を取りますね』と言われ。
こちらの技師さんは本当にみなさん親切で痛くても技師さんの少しでも痛くないように努力する姿
に頑張れます
そして検診とは違い、ちゃんと写っているか確認できるまでマンモ室で待機
写っているのを確認してフイルムを持って乳腺外来へ
2年ぶりの先生と対面です
このとき本当に再検査に行ってよかったと思います
しこりもなければ、ただずっと続いている乳汁がちょっと増えた?茶色くなった??ぐらいでした
匿名(女性)
12月15日金曜日、ようやく精密検査の日。
医療関係者の友人おすすめのクリニックに向かう。
精密検査の通知とマンモグラフィーのCDを受付に提出し乳腺外科へ。
なんと予約時間通りに呼ばれる。
病院の予約などあってないようなものという認識の私には衝撃的な出来事。
集団検診の時の画像を拡大したものを見せられ、「この辺りをもっとしっかり見たいのでマンモグラフィーを撮って来てください。
」と言われる。
HPでみたとおりの新しそうなマンモグラフィーで撮影してもらい、もう一度診察室へ。
そこで超音波検査。
先生(男性)が同じ場所でぐりぐりとやっている。
超音波の前に塗るゼリーが温かかったのにはちょっと感動。
診察中に先生が「怪しい病変があるので、次回は細胞診と針生検、MRIまでやっちゃいましょう。
年内にやっておいたほうが結果も早く出るので。
」とおっしゃる。
マンモグラフィーの画像を見せてもらったら、素人目にもこりゃまずいんじゃないかと思われるものが。
受付にて次回は12月21日木曜日だと言われる。
そしてその結果説明を1月13日土曜日にすると言われる。
そんな先まで予定入れられた時点で、半分覚悟してしまった私。
このクリニック、月に二回大学病院から乳腺外科の先生の診察がある。
その日に予約を入れられた。
さらに一番最後の11時。
ああ、もうこりゃほぼ確定だろう…
まみさん(女性)
マンモグラフィーを経て、「はっきり映らないけど触診するとしこりはある。
」
「何かがあるのは確実なので詳しく検査しましょう。
」となったので、病院を変えてエコー検査を受けました。
エコー検査の感想は、、、くすぐったい笑
滑りをよくするためのローションを最初に付けられるんですけど、それは冷たい笑
そしてエコーのパッドのような物を患部にあてられるんですけど、これがとってもくすぐったい。
マウスのように動かして診ていただけるんですけど、脇腹とか腋の下とか、もうホント変な声出そうになる位くすぐったい。
で、エコーで診ていただくと"しこり"がはっきりと映りました。
もーさんさん(女性)
健康診断はエコーでしたが、再検査ではマンモグラフィーを撮影。
その後院長先生の診察では「ほぼガン」と確信を持っている言い方。
辛かったです…
ただマンモグラフィーには細かい粒が写っているのみで、これがガンの石灰化かどうかは分からないとの事。
しかしエコーのモヤが気になるので、乳腺かで針生検を受ける事に。
そして2週間後、乳腺の女医の先生に針生検の日。
最初に触診。
問題なし。
そしてエコーの画像を観て「悪い形はしていない」と笑顔で言ってもらい、ガンではない可能性を示唆され少し心が軽くなりました。
しかし針生検用に看護師さんがにエコーをしたはずなのに、先生が慌てた様子で看護師さんと室内に入ってきて、先生自ら、再びエコー。
もうこの時点で「何事!?」と怯えていましたが…
そしてその4日後、結果は1週間かかるはずなのに、土曜日の朝8:30に着信が5件。
病院からでした。
電話は院長先生から。
「悪性が出ました」と一言。
ただ「非浸潤というガンの可能性がある」と教えてくれるも、「ガンだった」という事実が受け止めきれず土日にほぼ一睡もできませんでした。
その位ガンという言葉の響きが恐ろしく、何も考えられなくなっていました。
sacchyanさん(女性)
平成28年9月14日
市の乳がん検診を受ける。
マンモグラフィーと視触診
9月下旬
市の健康増進課から検査結果の届く。
前回の乳がん検診の時も精密検査の通知が来たが、こんなに分厚くはなかったと思う。
開けてみると、開封せずに主治医に渡すように書いてある分厚い封筒が同封されていた。
この分厚い封筒は何?
検診を受けた病院に電話をして精密検査の予約をする。
10月6日
マンモ再検査とエコー検査をした後、右乳房に2.5センチのがん細胞があるので、注射器で細胞を採って検査をするといわれた。
お医者さんに「大丈夫ですか?」と聞かれたが、半分くらいはそうかなと思っていたので、それほど動揺はしなかった。
ななみどり(乳がん治療日記)さん(女性)
取りあえずこの日は、こちらでもう一度マンモグラフィと超音波検査を受けました。
マンモグラフィ――クリニックで初めてやった時はそれ程記憶に残らなかったけど、今日改めてやると……やっぱ痛いよ、これ💦
あれー?あ、そうか。
あの時は穿刺細胞診の針の方が痛くて、そっちに気を取られていたから「マンモ大した事ない」(-。
-)y-゜゜゜とかほざいてたんだわ。
前言撤回。
めっちゃキツク挟まれて「、のう胞が破裂するんじゃないの?!」と心配になりながら終え、次いで超音波。
これはねぇ、痛くはないんだけど…個人的に感触が苦手で好きじゃない(;´・ω・)←我儘言うな
そんなこんなで、本日の検査は無事終了~。
ホッ(;´∀`)
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