「ひょっとしたら…」の時に知っておきたい、乳がんの初期症状・予防方法
超音波検査の方法や費用、メリットやデメリットについて紹介します。
超音波検査方法とは、周波数が高い超音波を体内に発信して、縦、横、斜めなど様々な角度から内部を細かく映像化して検査する方法です。
胸や子宮などの対象部分がある皮膚面にゼリーを塗って、プローブという超音波を発する探触子をあてるだけなので痛みはありません。
検査費用に関しては、年齢別で変わってきます。
40以上の女性は、自治体による市町村の検診が2年に1度実施されており、これを利用することで安価で検診を受けることができます。一方、40歳未満の女性は、全額自己負担になるので診察料と初診料がかかるのが特徴。費用についてはしっかり認識しておくことが大切ですね。
Q.生理前や生理中の受診は止めたほうがいいですか?
A.月経前は、女性ホルモンの影響で乳腺の血流が増し、乳腺組織も増殖傾向にあるのが特徴。そのため触診では全体的に腫れているように感じられます。また、マンモグラフィや超音波検査でわかりにくいことがあるので、なるべく月経後に受診することをおすすめします。
Q.2年前にのう胞があると診断されました。今後の検診においてX線検査と超音波検査どちらを受けたほうが良いのか悩んでいます。
A.のう胞とは、乳腺症の一種であり良性の腫瘤です。おもに、しこりの形や形状で判断するため、リアルタイムで映像化してくれる超音波検査のほうが適しているといえるでしょう。のう胞である確定診断がついていない場合で、悪性の心配があるならX線と超音波検査を併用することをおすすめします。
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