「ひょっとしたら…」の時に知っておきたい、乳がんの初期症状・予防方法
日本で乳がんの患者が増えている原因として、食生活や運動といった生活習慣の大きな変化が大きな原因です。国内外で行われている乳がんの研究で裏付けがとれており、定期的に運動すると乳がんの発症リスクをグンと下げることがわかっています。ここでは、そんな乳がん予防と運動について紹介していきましょう。
乳がん予防としてとり上げられる運動は、食生活や運動などの生活習慣と乳がんのリスクと深い関係があるとされ、数多くの研究が行われています。
それらの研究結果をまとめてみると、定期的に運動をしている閉経後の女性は、運動していない女性に比べて乳がんが発症するリスクが低くなることがわかりました。閉経前の女性は運動をしてもしなくても乳がん発症リスクが低くなるかどうかは一概には言えないとの結果が。
また、乳がん発症率の低下には限度があるという研究結果を出しているところもあり、一定以上の激しい運動をしても意味がないとされています。「絶対には乳がんなりたくないから毎日の運動を頑張る!」と激しい運動するのはかえって身体への負担となり、ストレスが溜まってしまう可能性があります。
なるべく定期的に続けられる、ジョギングや有酸素運動など、少し汗ばむくらいの軽い運動を心がけて行うようにしましょう。
乳がんの増加背景には、食生活の変化による肥満も理由の1つです。食生活が偏ることにより皮下脂肪ができ、エネルギーだけではなくエストロゲン(女性ホルモン)が溜まってしまうのです。
乳がんはエストロゲンが多すぎると発症してしまうリスクが高くなります。そのため必然的に肥満状態だと乳がんの発症率は高くなってしまうのです。
また、肥満になることで女性ホルモンの分泌量も増えてしまうため、閉経前、閉経後に関係なくエストロゲンも分泌されます。定期的に運動を心がけて、余分なエストロゲンや脂肪が溜まるのを防ぐようにしましょう。
乳がん予防に早すぎも遅すぎもありません。現在、肥満だからと言って諦めず、なるべく乳がんリスクを減らすためにも、まずは自分の生活スタイルの見直しからやってみるようにしましょう。
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